当社に発送を依頼される方の実に90%以上の方は、DMを1種類しか出しません。
これを私は「バクチDM」と呼んでいます。
DMを1種類出して、反応率が2%ありました。
これは「成功DM」ですか、それとも「失敗DM」ですか?
この答えは、正直これだけではわかりません。
なぜなら、比較対象がないからです。
一般的に言って、「成功DM」ですね。とか「失敗DM」ですね。
と言うことはできますが、実はわからないのです。
もしかしたら、キャッチコピーを変えて出すと、3%の反応率になるかもわかりません。
反対に0.5%の反応率になるかもわかりません。
ですので、必ず最低2種類のDMを出しましよう。
ただし、大事な条件があります。
それは、それぞれのDMの変更箇所は同じ場所を一か所だけ変更することです。
もし、2か所以上変えてしまうと、どこを変更したので反応率が変わったのか分からなくなります。
特に試してほしい変更箇所は、
1 キャッチコピー
2 写真・イラストの有無
3 地図の大きさ
4 行間・字間・フォントの大きさ
5 紙封筒と透明封筒
その他は多数ありますので、
「バカ売れ・DM集客術」(中経出版)や 「バカ売れ・DM集客術・実践編」CDも
参考にしてください。
とは言っても、もう「DMは印刷してしまったよ」とか「稟議がおりないよ」とか、
いろいろ事情があると思います。
そこで秘策を教えます。その方法は、「DMの発送時期をズラす」ことです。
特に、大きな連休の前と後、これは反応率が大きく変化することが多い時期です。
具体的には、「正月」・「5月の連休」・「お盆」です。
また、そこまで待てない場合は「週明け」・「週末」などずらしてみましょう。
結構反応率が変わることがあります。